守村誠司(CV.皇帝)
「どんなことがあろうとも、必ずあなたの傍に……」
20代後半の陸軍少尉。
平民の出で、十代の時に六原家(ろくはらけ)の奉公人になる。
そこで主に目をかけられ、上等教育を受け、六原家の使用人の家の守村家の養子として軍人になった。
六原家の令嬢(あなた)を純粋に愛し、案じていたように見えるが……。
<あらすじ>
時は大正。
名家・六原家の娘として生まれた貴女の運命の歯車は、当主である父親の急死によって狂い始める。
跡継ぎもなく後見人も定まっていなかった六原家は廃嫡となり、使用人たちは屋敷を追われ散り散りになった。
当主不在の隙をついて資産のすべてを親族に掠め取られたことにより、母親は心労から病に倒れる。
母親の療養にかかる一切の費用を背負わねばならなくなった貴女は、借金のカタに吉原の地で遊女として働くことを余儀なくされたのが2年前の話……。
貴女の水揚げが5日後に迫ったとある夜、かつて六原家の奉公人であり今は陸軍少尉となった守村誠司が貴女の店に現れる。
貴女の境遇を知った守村は貴女の身体が清いうちに必ず救い出すと誓うが……。
時は大正。名家・六原家(ろくはらけ)の娘として生まれた貴女の運命の歯車は、当主である父親の急死によって狂い始める。
跡継ぎもなく後見人も定まっていなかった六原家は廃嫡となり、使用人たちは屋敷を追われ散り散りになった。当主不在の隙をついて資産のすべてを親族に掠め取られたことにより、母親は心労から病に倒れる。
母親の療養にかかる一切の費用を背負わねばならなくなった貴女が借金のカタに吉原の地で遊女として働くことを余儀なくされたのが1年前の話……。
貴女の水揚げ(まだ客を取っていない遊女が初めて身体を売ること)が五日後に迫ったとある夜、かつて六原家の奉公人であり今は陸軍少尉となった守村誠司が貴女の店に現れる。
貴女の境遇を知った守村は貴女の身体が清いうちに必ず救い出すと誓うが……。
<本編CD> |
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一、序章 |
二、第一夜 再会 * |
三、第二夜 春琴楼前にて |
四、第二夜 嫉妬に満ちた検分 * |
五、第三夜 春琴楼前にて |
六、第三夜 欲望の味 * |
七、第四夜 春琴楼前にて |
八、第四夜 狂なる契り * |
九、終章 * |
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愛なる契り * |
少しずつ愛が狂っていく様は演じていて面白いものがあります。愛もベクトルが違うとこうなるものかと(笑)
誠実さの裏に隠れる狂った感覚を持った青年です。愛ゆえに……とはよく言ったものです。
狂愛という名に恥じぬ作品に仕上がっていると思います。楽しんでください。